職人の資格について

塗装技能士とは

塗装技能士とは、国家資格である技能検定制度で塗装に関する学科及び実技試験に合格した人です。

 

塗装に特化した資格で、塗装業界においては最高峰の資格に位置づけされるものです。

それ故に、試験は難しい内容になっています。

 

1級塗装技能士の受験資格は実務経験7年以上。

試験内容は学科試験・実技試験です。

塗装に関するオールマイティな技能が求められます。

それ故に合格率も約3割程度で、7割近くの人が落とされます。

何回受けても通らないという声もよく耳にします。

 

1級塗装技能士は塗装のプロフェッショナルということになります。

 

実際の施工にあたって、塗装する者は、

 

・無資格者

・3級塗装技能士(初級技能者)

・2級塗装技能士(中級技能者)

・1級塗装技能士(上級技能者)

という、いづれかの区分に分けられます。

 

住宅の塗替えの良し悪しは職人のレベルに大きく左右されます。

「技能士」の有無を確認されると良いと思います。

 

※当店での施工は「1級塗装技能士」の更に上の「職業訓練指導員」の資格を持つ者が行います


見積もり編


Q.外壁塗装○○万円足場費込はしないのですか?

A.現在考えておりません。

 

おおよその目安はありますが住宅は一軒ずつ状態が違います。

最適な施工法、最適な塗料が一軒ずつ変わります。

ですから、確実な施工をしているところはそのような表示が出せないというのが現状です。


材料編


Q.「無機塗料」20年もつと言われたのですが

A.「無機塗料」自体はもつかもしれませんが・・・


詳しくは下記をご覧ください。

 素焼瓦のとても素敵な屋根です。

この瓦は塗装不要の瓦です。
少し難しい話をすると無機物です。
無機物は有機物と比べてとても変質しにくいというのが特徴です。
それを塗装に応用した「無機塗料」というのがあります。

営業トークなどで
「高いけど、20年もちます」
「長い目で見たらお得です」
と勧められているところもあると伺いますが、
実際の現場ではちょっと感覚が違います。

当店へのご相談内容を聞くと
傾向としてはリフォーム会社で勧めることが多いようです。

しかし、専門の塗装店ではあまりお勧めしていないようです。

この塗料は高いので、
業者にとっては利幅の大きい商品になります。
無機塗料、フッ素塗料、光触媒塗料などがそれに当たります。
カタログ値が高く、儲けが大きいのでこれを勧める業者がいるわけです。

 

ただ実際は、
この瓦を見ても分かるように
「無機塗料」よりも「無機物なこの瓦」でさえ
10年でこれだけ汚れます。

あと、外壁の隙間に充填されているコーキング自体の耐用年数が10年程度で

傷みますので、メンテナンスが必要となります。

 

無機塗料はコストパフォーマンスの面から考えると

あまりお得ではないというのが私たち現場の感覚です。

Q.遮熱塗料で15度下がるって言われたのですが

A.残念ながら劇的な効果のある住宅は限られるようです

     

各塗料メーカーも以前のように誇大な表現は控えているようです


施工編

Q.技能士の方が塗るんですよね?

A.はい。責任持って私が塗ります。

 

このご質問とても多いです。

というのも下請けに丸投げしている業者が後を絶たないからだと思います。

 

見積した者が施工する。

見逃されがちな、一番大事な基本だと思います。

ちなみに当店の施工は国家資格をもつ者の施工になりますのでご安心下さい。

Q.5回塗りしますと言われたのですが

A.回数は過不足なく塗れば問題ありません。

 

セールストークかもしれませんね。


ホームページ編


その他

Q.下請けと協力会社との違いって?

A.ほとんど同じだと思います

下請けの響きが悪いため、協力会社と呼ぶのだと思います

私も下請けをしていた時に協力会社と呼ばれたことがあります